1.初回起動
  -人体視願/ヴィイ

個人的には電子の双子。
「初回起動といえばボクたちだよね!」
「……ええ、私達?そんな変わったこと、したかしら」
「ヴィイにはあの荒らしイベントがあるじゃない。
 ニヤニヤ笑いながらユーザのPCにスクリプトを送り続けるスーパーハカーなヴィイの姿、みんなにも見せたかったなー」
「嘘言わないで。それにあれはもうやってない……っていうか、そもそも初回起動のイベントじゃないでしょ」
「出会うまでが始まりだよ?」



2.絶対領域
  -まゆら&黒うにゅう

誰が聞いても黒い魔女。
「こないだテレビ付けたら、ワイドショーで絶対領域って言ってたよ」
「……シテオクだな」
「一般的に使われる言葉になったんだねえ」



3.にぎやか
  -ジェニファーさんは酒びたり aモード

酒びたりの愉快な仲間達。
「飲んでるのはこいつだけだけどな」
「いいかげんワシの酒返さんかい」
「いつまで飲む気なんですの?」
「深酒は体に障りますよ」
「おまつりなんだから飲みまくるよ!」
「もう終わってるぞ」
「いつの話をしてますの」
「くろ閉会式見てきたよ!」
「楽しかった……」
「えー、みんなずるーい!」
「起こしても起きなかったおめーが悪い」
本当に賑やかな連中だ(画面占有範囲的な意味で)



4.ダウナー
  -Apoptosis

目を開けると見慣れた白い天井が見えた。
病院特有の不自然に清潔な匂い。また死に損ねたらしい。
今度はどうやって死のうとしたのか、考えてみたがよく思い出せなかった。
顔を傾けると自分にいくつもの管が繋がれているのが見える。
あれを引っこ抜いてやれば死ねるだろうかとかすかに思ったが、そうすしてもすぐに鬱陶しい連中がやってくるだけだろう。
そもそも腕を動かすだけの体力も気力もなかった。
どうやらまた鎮静剤を打たれたようだ。不本意だが、もう少し生きるしかないらしい。
疲れを感じて目を閉じる。眠りに落ちて、そのまま目が覚めなければ素敵なのに。



5.エロ反応
  -朝靄の遠望 phase2

赤に青に紫に黒。
「へへん、エロといえばあたしらであろう!」
「あーさまだけだと思う」
「なんだとー!?」
「あーちゃんがこの中で一番エロポイント稼いでそうなのはたしかよね」
「エロポイントってなにっ?」
「ロリータ好きな皆様に大人気のわたくしリリィを忘れていただいては困るのです。非常に困るのです」
「あ、リリィもいたか。っていうか、困るんだ?」



6.好きな反応
  -リンゴの樹

「撫でられてすぐ機嫌が直ると思ってんのかこのスケコマシがァァー!!」
うん、ちょっと面白かった。
いや、そうだな。ごめんなさい。



7.人外
  -パクラとシクリで。

「「ばぁ!」」
「そんなわけでパクラです」
「シクリなのです」
「人外なのニャン」
「人外なのですピョン」



8.S
  -tt

「私がSですか?
 そう呼ばれるのは心外ですね。私はただ、豚以下の下等なユーザにありのままを伝えて差し上げているだけですよ」



9.M
  -M−飼い犬

「アンタってマゾなの?
 罵られて悦ぶなんて、変態だね。
 ………なに、その顔。何が言いたいの?」



10.おっぱい
  -りむ・えくすとりーむ

「エッチなの?」
Yes,I do.
「……」
「最萌でもおっぱい票で勝ち抜いたし、やはり世の中はエロだな」
「持ちネタ否定しないでよ」



11.スカートめくり
  -声なき世界の声

いあいあ。
「……最近私のスカートを持ち上げようとする人が多くて、ちょっと困る。
 普通の人間同士だってこんな事はしないんじゃないの?そりゃあ、私は人間じゃないけどさ」
まあそれはそれとして。
「きゃ……!
 だ、だからそんなに見ないでよ……こんな脚、見ててなにか楽しいの?」
そりゃーもちろん。



12.和み
  -天の川ホテルより

美しい想い出残るおもてなし。
一生で一度の大切な時間を、天の川ホテルで過ごそう。



13.ツンデレ
  -DearMyEvilOne

ノート一冊で驚きのデレ。
悪魔文具が送る次世代型新製品。



14.眼鏡
  -Apoptosis

「……あら、いらっしゃい。
 タイミングがいいわね……丁度、本を……読み終えたところよ」
屋敷に訪れると、エディはぱたりと本を閉じてみせるところだった。
光の加減によっては青みがかって見える白髪、不健康に白い肌、かざりっけのない部屋着。
いつも通りの姿だが、読書用の眼鏡をかけているのが少しだけ違う。
知性と落ち着きを象徴する眼鏡だが、エディの場合は逆で、眼鏡を掛けている時はむしろ――
「……さっき、読んでた本ね……自殺法が、書いてあったの。
 とっても、面白そうな……ね。さっそく……実行してみましょうか」
こうなる。
彼女に限って眼鏡は『自殺する気力が起きた』という意志の象徴のようなものだった。
心なしか生き生きとした様子で自殺の準備を始めようとするエディの手を掴んで引き止める。
自宅と病院を往復するだけの生活を送るエディの力は恐ろしく弱い。
今回の自殺は諦めたのか、ため息を一つ。眼鏡越しに恨みがましい視線が向けられる。
「真面目、すぎるわ……」



15.泣き顔
  -人体視願/ヴィイ ユメニッキシェル

「本当に分からないんだよ。答えをくれるまで聞きたいよ」
灰色の空を眺めながら灰色の夢を綴った、炭色の日記帳。
あの時あいつは泣いているように見えた。
でも、本当にそうだったのだろうか?



16.怒り顔
  -さくら

「あーもうバタバタ切り替えるんじゃないっ!」
「落ち着けっ!」
さくら相手に切り替えがあるゴーストって多いから、つい。



17.照れ顔
  -焼却炉

「あなたが来るの、わたし、たのしみだよ。
 シンプルなことを言うのって、なんだか……恥ずかしいね。」
そう言ってかすかに頬を染めた灰被り姫。
彼女の照れる顔を見たのは、永遠にそれっきりだった。



18.満面の笑顔
  -リザン

リザンは素敵な笑顔の子。にこり。



19.妹(弟)にするなら
  -みくる

ああいう妹がいたら賑やかで楽しいだろうな。
時々遊んで、時々からかって、時々意地悪して――
「って、いつもと同じじゃないのーーーっ!」
もちろん最後にはケーキを買って仲直りだ。
「えっ、ケーキ!?ほんとぉ!?」



20.姉(兄)にするなら
  -月夜のおとぎばなし

お姉様と呼ばせてください。
「お姉様はボクのお姉様だっ、お前には渡さんっ!」
がるると毛を逆立たせる月夜。しばしの睨み合い。
「困った子達ね……ゆーちゃんはあたしをおねーさまって呼びたいの?
 あたしは、ゆーちゃんとはもっと別の関係でいたいと思ってるんだけどな」
「おおおお姉様っ!?」
割って入った夜姫の言葉に慌ててすがりつく月夜。
「ゆーちゃんも、あんまりこの子をからかってあげないの」
うーん……本気だったのだが。



21.服装交換
  -鈴仙

「やっと元の服に戻れた……」
「ぶー、つまんないのー★
 だいたいうどんげとわたしが服交換したら、ただの東方二次創作じゃない」
「元から二次創作だったと思うけど」



22.相方交換
  -見鬼&焼却炉

佇む男と灰被り。
一見、何も変わっていない様に見える。そもそも、二人とも相方はいなかったはずだが。
「いいや、居るさ」
「うん、“い”るよ」
そう言うと、都守はかすかに、見鬼は意地悪く笑って、互いの傍らにある虚空に目を向ける。
……二人には何が見えているのか。ひやりとした風が吹き、背筋が少し寒くなった。



23.食
  -話術士

おいしいごはんは人生の喜び。
食材と料理人に感謝して、今日も元気にいただきます。



24.\0と\1の立場が入れ替わったら?
  -侵されざる黒

「俺とヘレナの立場を入れ替えたとしたら……俺が使用人でお前が主人になるのか」
「面白そうですわね。ですが坊ちゃま?
毎日の郵便物チェックから炊事洗濯、部屋の掃除や庭の手入れまで、使用人の道は険しいですわよ」
「いや、それって俺が普段からやってることのような……?」



25.唯我独尊
  -にゃん子

「ゆいがどくそん?なにそれ。
 それより遊んで遊んで、ほら早く!……もう!遅いからもういい!」



26.苦労性
  -さくら
\1はたいてい苦労しているものである。
「時にボケ、時に突っ込み、時に蹴られ、時にこき使われ……それが\1の生きる道なんや」
「うにゅうー、なんか言った?」
「や、なんでもないで」



27.男(の子)
  -こちら速配事業部遊撃課!
「僕男の子だよ?」
「胸判定もchestだしな」
「なのにさ、最近こう言うと逆に嬉しそうな顔されるんだ……なんでだろう」
「……世間の流行りはよく分からんな」



28.やおい
  -美耳&ダミアン様

「ねえダミアン様、最近はカップリングしがいのある男ゴーストが少なくて困るね」
「俺に振んなや」



29.\1
  -砂霧&タマ

「ニャンポコピー!
 やあみんな元気かな。今旬の\1といえばボク!
 最萌の時もたくさん支援してもらったし、やっぱり時代はかわいい猫だね!」
「可愛い……?猫……?」
「砂霧も猫耳の一つぐらい付けないとユーザに見捨てられるよ!
 ちょうどここにボクとおそろいの猫耳カチューシャが」
「絶対付けない」



30.専門トークゴースト
  -博士とクロウ

「界隈随一の専門っぽいゴースト、博士とクロウとは私たちのことです」
「っぽい?」
「あくまでフィクションですから。いくら理系でも、こんな院生や教授が現実にいるわけないじゃないですか」
「しかし研究と称して怪しげな趣味の機材を買う人間はいるそうだぞ」
「しっ。あんまりそういうこと言ってると消されますよ」



31.愛情
  -月子

どんなに暗い夜も、見上げればそこに。
遠く、冷たく、優しく、静かに。月はいつもそこにある。



32.大人の色香
  -たまちんゆうらゆら

「年齢的には大人って言うよりババアだよな!あっひゃっひゃ!」
「がー!このカーバンクルめは開口一番何を仰いますか!」
「仮に式神じゃなかったとしても、ツインテールにタイトミニのウエイトレス姿で大人の魅力はねーだろうよ!」
「それは言えるかもしれないわね……」
「ぬぅ、幽羅まで」



33.耳
  -蒼空の風詩

「人の耳の場所?だめだよ、気持ち悪いから。
 もしここにもちゃんと耳があったら……うーん、それもやっぱり気持ち悪いかな?
 耳、四つになっちゃうもんね」



34.印象的だったサーフェス
  -侵されざる黒

「俺?もっと他にすごい人達がいるんじゃないのか?」
「\s[0024]のインパクトが強かったそうですわよ」
「ああ、首が飛ばされる……」
「バグかと思った人もいるそうですわね。
 坊ちゃま、いい機会ですから謝っておきなさいな」
「なんで俺なんだよ!元凶はお前だろーが!」



35.知的
  -Sapphire tail

「え、私?そういう風に見える?
 これぐらい、うちの大学の人ならみんな話せることだけど……」
「お嬢様がいつも魔法のお話ばかりされておりますからそういう印象を持たれてしまうのでしょう。
 たまには普通のお話もされてみてはいかがでしょうか」
「普通って言われてもねえ。
 私がそんなに話すようなこともない生活してるのは八朔もよく知ってるでしょう?
 んー……まあ機会があれば、そのうちね」



36.アホの子
  -r o t t e n h e a v e n

「だれがあほか!」
「ほ・・ほんっ・・と・・とうのことじゃっ・・・・ないか」
「ひとをみくだすのはよくないー!」



37.家族
  -侵されざる黒

「写真?」
「久しぶりにみんなが揃ったから、記念に一枚撮っておこうと思って。いい考えだと思わない?」
「ふむ……たしかに最近写真を撮っていなかったな」
「マテウスさんはこっちでわたしがこっち。クロちゃんはわたしたちの間にいらっしゃい」
「え、いや、恥ずかしいって……俺は後ろでいいよ」
「あらあら、照れる事ありませんのに」
「クロツもそういう歳になったのだな」
「うるせー」
「ミーヤもいらっしゃい。ほら、膝」
「よろしいんですかにゃ?」
「奥様がこう仰っているのですから、遠慮なく乗せてもらいなさいな」
「にゃっ」
「ヘレナちゃんも来なよー」
「あら、よろしいんですの?」
「今さら遠慮するような仲でもあるまい。カメラは魔術で動かせばよかろう」
「そうだよ。ヘレナもうちの家族みたいなもんだろ」
「……では、失礼しますわ。それでは、よろしいですわね?」
「おう」
「では、いきますわよ――」
                                    ...09.05.31の数日前
                              (にこんなことがあった のかも)



38.恋人
  -◇sugar box◇

「家族でもいいのに」
「いや……それはまだいろいろと、な?」



39.ライバル
  -BloodTeaHOUSE&BloodRestHOUSE

「ほんとのところどうなの?
 うちの店とあの店って、いわゆるライバル関係にあるわけ?」
「そうでもないよ。
 オーナー同士は仲がいいみたいだし、客層もはっきり分かれてるからね」
「あれ、そうだったんだ。初耳だな、どういう風に分かれてるんだ?」
「あっちの店は普通の食事をしたい人向け。うちの店は魔物やゲテモノ好きの御用達」
「ふむふむ……っておい!なんだよそれ!」
「この間のSFwalkerでそう紹介されてたよ。
 なかなか的確な分析だと思わないかい?」
「あたしの料理食べて泣くほど感動してたくせに、あの記者め〜」
「……あれはどう見ても感動した顔ではなかったと思うけど」



40.仲良し
  -NUMBERS/64&65

「叩くなら俺を叩け!」
「いやいや私を叩け!」
「いやいや」
「いやいやいや」
「「いやいやいやいや」」
……仲いいねお前ら。



41.幼い頃
  -天使養成学校「翼の庭」

「この先どんな困難が待ち受けていようとも。私は、天使になります」
確かな宣言。



42.成長したら
  -空とあるゅう先生

「いつか……私も立派な天使になれるでしょうか」
「頑張ればなれますよ。あなたならね」
未来へと繋がり。
……しかし、ほんとうにいつになったら天使になるのだろう?
495年後ぐらいもこうして減点されていそうだ。



43.好きな衣装
  -隙間の世界/リーライナ Master

かつては水の守護者と呼ばれた小さな彼女。
水が時や場によってその姿を変えていくように、彼女もまた多くの姿を持つ。
白く穏やかな衣装、白日。
黒く知的な佇まい、シャンテ。
淡く艶やかな和装、桜花絢爛。
小粒に小さく愛らしき意匠、少々。
水面にたゆたう妖精の如き意匠、みずたま。
可愛げと妖艶さを併せ持つ魔性の衣装、マジカルスーツ。
その他にも、本当に多くの。
……しかし俺は、それでも、あの衣装が一番好きだった。
初めて彼女がその姿を現した時の衣装。暗く地味な服、Master。
彼女の普段着だというその黒いローブのようなは、地味だ。体全体をゆるやかに包んでいるだけでかざりっけの一つもありはしない。
だがその簡素さが、彼女の素朴な魅力を最も効果的に引き出していると思う。
リーライナの笑顔が一番輝いて見えるのは、あの地味な衣装を着ている時だと思うのだ。
そう感じているのは、俺だけだろうか?



44.フリーシェル
  -自由なみかず

「どうも、自由なみかずです。
 せっかくだから言っておきたいんですが、僕は男です」
-そういえばそうでしたっけ。
 今となっては知ってる人の方が少なそうですね。
「男として使ってるゴーストっていましたっけ?」
-いませんね。
「ひどいはなしです」
-でも人気はあるじゃないですか。
「喜んでいいんでしょうか?」



45.追加シェルを作るとしたら
  -欠番



46.まだ忘れられずにいるのですか
  -田舎の狛犬

『侵食』――人間と妖怪が互いの存在に影響を及ぼしあい、存在の弱いほうが消えてしまう現象のこと。
人と人ならざるものの交わる先には悲劇しか待ち受けていないのか?
「じゃあな、参拝者クン。短い間だったが、楽しかったよ」
防人を失ったあの神社は、今どうなっているのだろう。
あれからあの神社には一度も訪れていない。だが、忘れたこともない。



47.新しくゴーストを作るとしたら
  -欠番



48.うろ覚えで描(書)きなさい。
  -天使しのの

「こんな感じ・・・だった・・・っけ・・・?」
「ハートエイクみたいだな」
シェルの雰囲気がとても好きだったゴースト。
旧さくらのトークにランダムで点を挟んだ(?)ようなトークが印象的だったのだが、それ以外はまったく覚えていない。



49.お好きにどうぞ。

ここまで読んだ人がもしいるとしたら、ものすごくいい人だよね。



50.えんいー
  -焼却炉

「嫌いなことばはさようなら。
 好きなことばはまたあした。」
えんいーというのは別れではなく、きっと再開を約束する言葉。






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50題を見て思い浮かんだあれこれをただ心のままに。
思いつきで書いたものですから、内容とか文章量とか何かと色々偏っています。ごめんなさい。
字数や出番と愛が比例しているわけでは決してないとだけは断固として主張しておく。






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